片倉城跡公園内に鎮座する住吉神社「8月27日(日)の夏祭り」に向けて準備中です。片倉町会では、石原総代並びに氏子の方から住吉神社御社殿の四面の彫物について、資料の提供をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

源氏の軍師である大江氏の末裔は、室町時代に毛利の城を築く。
その後、安芸の国(広島)に転封し、砦を移す。青空のかなたの陣屋には杉風が漂う。ああ、戦国の興亡に備え、変遷し、文化がさかえたことを誰が知るだろう。公園の緑樹は自然を守り、遊歩の雑音が参道を保っている。住吉神社の鎮座があることは、古くから伝わっている。
住吉神社の算額(和算)は、動物の足の数を数える「鶴亀算」で世界的に有名な関孝和の和算の問題4問と回答を墨書きしたもので、片倉村及び打越村の住人が江戸時代1851年に奉納したものです。「三平方の定理」や「数列」などの考え方も文章で表現されています。算額は、八王子市指定有形文化財(歴史教育)に指定されています。