片倉町会の概要

片倉町会の区域は、概ね京王高尾線より南側、片倉台団地の西側、片倉高校北側の都市計画道路より北側で、兵衛川の南側に囲まれた区域になります。(詳細は片倉町会エリア図を参照)。広さ的には、80ha《概算》・(片倉町全域308ha)お住まい方はおよそ3,300世帯・7,000人(片倉町全体では、12,569人・5,985世帯 令和4年3月末八王子市住基)の方が暮らしています。

片倉町会へは、令和5年3月現在で550世帯が入会しております。八王子市では、全市で約600団体の町会自治会がありますが、当町会の加入規模は市全体では中位であります。(八王子市全体では、12万世帯が加入)

もともと、片倉町会は、御殿山町会、片倉台自治会の一部、片倉町三十鈴自治会、片倉丘の上町会、西片倉町会、片倉町一丁目町会を含んだ広い地域の町会でしたが、市街地区域の拡大、大型民間宅地造成開発、ニュータウン開発等に加えて一定地域の住民意識の変革により町会・自治会を運営する合理性を求めることによって片倉町会からの分離が進んできています。

片倉台自治会が昭和50年、片倉町一丁目町会が昭和62年、最近では、西片倉町会が平成20年に新しい町会自治会として運営されています。 片倉町会は、町会長をはじめ常任役員13名と監事2名の執行部と町会全域を32の地区に分けてあり、この地域から1名ないし2名の理事が選出されており月1回の理事会で行事等の決定を実施しています。

当町会の事業の特徴のものを3つお伝えします。

  • 片倉記念館(町会会館)を有しており、町会会員以外にも多くの方が利用できます。有料で会議室を利用できます。(詳細は、記念館のページを参照)
  • 近くの保育園と連携協力で乳幼児のその保護者の子育て支援事業を実施。
  • また、民生児童委員等と連携して、小・中学生の勉強支援事業をどちらも記念館で定期的に開催しています。みまもり隊や地域防災組織を立ち上げ、町会として、生活の安心・安全の向上に努めています。

このように年間を通じて活動していますが、近年新しく片倉町会区域に引越しされる方で、町会自治会活動についてよくわからないとのお声がありましたので、町会活動をホームページで紹介し、ご一緒に町会活動が可能となることを願いまして、ホームページを令和2年に開設しました。

なお、片倉町会は、平成6年12月に八王子市から地方自治法第260条の2の規定による「地緑による団体※」の認可を受けています。

※認可地緑団体は、平成3年の地方自治法改正により、地緑による団体が権利能力を取得(法人格を取得)する制度。

※法律上の権利義務の主体となり、法人格を有し、土地、集会施設等の不動産を団体名義で登記できる。また、団体の活動に資する財産を団体名義で所有、借用できる。

片倉町会に加入世帯数が減少傾向にあります。これは高齢単身者世帯の増や新規加入者が減っている状況があります。しかし、自然災害等で地域連携の重要性が見直されています
是非、片倉町会活動にご理解とご協力をいただきまして、ご一緒に活動しましょう。

令和5年4月 片倉町会

八王子市の町会組織について

町会・自治会はいつごろからできたものなのかおそらく、人々住み集落ができ,それらが集まって村落となり一つの町ができる中で、最初は同じ地域に居住する人たちの話し合いでつくられた夜警・火の番・衛生あるいは神社の氏子の集まり等が住民自治組織を形成し,相互扶助の利点を生かして生活自衛の努力を払ってきました。このような過程で、おそらく次第に町会の形に発展してものと思います。
要は、隣近所の人たちの助け合いのこころによって自然発生的にできたものといえると考えます。
昭和15年に内務省が「部落会町内会等整備要領」を策定し、戦時の統制経済の運用組織に組み入られた。八王子市は、「八王子市町会設置規定を制定し、これは、10戸内外を基準として、隣組を作り、2百戸程度を基準として町会が組織された。周辺の村々では町会の代わりに地区毎に部落会が組織された。
昭和22年5月政令第15号により町会・隣組などの自治組織はすべて解散させられました。
昭和27年講和条約により政令15号は同年10月に廃止された。これによって、町会自治会活動が公に復活した。
しかし、戦後の厳しい生活を支えるには身近な人々の相互協力が不可欠であったことや行政も住民の協力を求めて街づくりを進める必要があったことから、新しい考えの方の組織も立ち上がる時であった。これらの組織も新生町会を望む下地になったようである。
昭和37年に,市内207町会が参加して、八王子市町会総連合会が結成された。
平成14年に、八王子市町会総連合を解散し、市内の他の町会組織と合流して八王子町会自治会連合会を結成して、現在に至ります。

町会長ごあいさつ

皆さま、こんにちは。平素から片倉町会活動にご理解ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。令和2年度「定期総会」後より町会長を務めさせていただいております塚本信孝です。
本年度は、コロナも終息に向かうなか、3年ぶりに盆踊りの開催を計画するなど諸事業を実施したいと考えております。
私は、片倉で生まれ育ちましたが、幼少の頃は、近くの山や川も遊び場で、今頃は、稲が一面に生えそろい、青々とした長閑な街並みで、ちょっと不便な田舎町でした。
昭和60年代、先を見据えた土地区画整理を諸先輩方のご尽力により始まり、道路や駅前・公園等が眼を見張るほど整備され、また、片倉記念館や由井市民センターと施設も充実し、安全安心で暮らしやすい街並みが整い、はや四半世紀を迎えました。
より一層魅力のある町づくりのため、皆様の声をお聞かせいただき、また役員の助言もいただきながら、誠心誠意努めてまいる所存です。
今までと変わらぬ、ご支援をいただきますようにお願い申し上げます。

令和5年4月吉日 片倉町会 会長 塚本信孝

片倉町会歴代町会長

※ 野島平四郎様の任期の始まりは、由井村が八王子市に合併した時とした。