片倉城跡公園は、小比企丘陵の東の先端に位置し、丘陵北側の斜面下の複数個所から湧水が湧き出し、池や湿地を形成しています。

この湧水によって、夏にはコウホネ、スイレン、アヤメやハナショウブなどの植物が楽しめます。

片倉城跡は、急な崖と沼や湿地を天然の要害として活かした城郭で、室町時代に築城されました。江戸時代には、東・南・北の産方向が沼だったと伝えられています。昭和47年の開園以降、春のカタクリをはじめ、四季折々の自然に親しめる場所となっています。